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日本語ワードプロセッサー  (ハード) [雑記・・・愚痴かも]

日本語ワードプロセッサー(以下ワープロ)なるハードウェアがあった。
無くなって20年にもなるだろうか?

CRT付の大きなものからラップトップ、液晶2行程度の簡易なものまで様々。

25年位前には隆盛を誇っていた。
もっとも目立っていたのはモノクロ液晶のラップトップ型。
プリンタまで含めて一台で全てが完結できる。15万円程度で買えたろうか?
当時のPCでは本体+CRT+プリンタ+ソフトウェアで40万円位かな?
導入コストではワープロの圧勝。
機能でもワープロの圧勝。
PCでは24ドットフォントだが、ラップトップワープロならば48ドット以上が普通。24ドットや32ドットもあったがそれは廉価な機種。
アウトラインフォントなどが積まれていれば拡大文字もギザギザにならずに滑らか。倍率もかなり大きく行けた。PCでは倍角、4倍角止まりだったかなぁ。
表計算ソフト、住所録等を内蔵した物もあった。

しかし、ストレスもあった。
巨大な文書作成はメモリの都合で苦手。
当時の液晶は反応が遅く、スクロールをさせると残像ズリズリ。
スクロールスピードもかなり遅かった。
その辺はPC優勢。
他機種へのデータ移行が大変だったりもした。

ワープロも処理速度を向上させたり、カラーディスプレイを積むなど進化したが、徐々にPCに駆逐されて消えていってしまった。

文豪、ルポ、オアシス、プロデュース、キャノワード、カシオワード、パナワード・・・・・・・・・
一時代を築いた名機達も、今ではハードオフで不動品を見るのみか。

超小型オアシスポケットとか、
2インチフロッピー+分離合体プリンタのプロデュースとか・・・・・・・懐かしい。

日本語ワードプロセッサーはPCに吸収され、商品としては消えてしまった。
日本の家電メーカーの食い扶持が減ったとも言える。

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