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コンパクトディスク誕生・・・そして [雑記・・・愚痴かも]

コンパクトディスク  いわゆるCD。

非常に息が長く、成功したメディアだろう。

CD誕生前には、 ”CDはデジタルデータなので、CDプレーヤー機種毎の音の差はなくなる。デザインや使い勝手が決め手になる。” こんな意見が雑誌に散見された。

いざCDが発売されるとCDプレーヤー各機種ごとに音の評価が異なる。 ”まだ初号機なので作りなれていない。いずれ各社の差が小さくなる” なんて意見もあったりした。

しかし、我々はデジタルデータを聴いているのではない。アナログな音波を聴いているのである。
CDであってもアナログ信号で出力されるので、各社のデジタル-アナログ変換やアナログ回路等の違いにより、音が違って当然だったのだ。

そして、より良い音を求めて様々な技術開発が行われた。

DAC・・・デジタルアナログコンバータの略だったか?
当初はCDプレーヤーに一つしか搭載されておらず、右左のチャンネルのデータを交互に処理していた。
するとサンプリング周波数44.1kHzなので、左右の音が4万4千百分の一秒ずれるのだ。
そんな時間差は人間には聞き取れないということだったが・・・・・。
結局、聴感上音に影響があると言い出して、2つのDACを搭載して左右を同時処理するようになった。


サンプリング周波数
CDでは4万4千百分の1秒ごとに棒グラフを並べた階段状のデータなので、階段の角を丸めるような処理をして滑らかな波形を出力するのだが、その棒グラフをより細かくしてより滑らかな波形を云々。
2倍オーバーサンプリング、4倍オーバーサンプリング、そして私が買ったプレーヤーでは8倍オーバーサンプリング、その後も16倍とか64倍とか。
1bitDACでは256倍オーバーサンプリングとか・・・・・それ以上はもう知りません。いい加減にしてください。


CDは16bitデータしかないのに、18bit処理とか、私の買ったプレーヤーは45bitデジタルノイズシェイピングとかワケワカラン!
挙句の果てに1bitDAC、、、、、、おいおい。
16bitだと16個の抵抗器が必要だが、16個をバラツキなく作るのは極めて困難、1bitで1個の抵抗器ならばバラツキはなくなる・・・・・・はぁ、そうですか。


アナログ時代は元の信号をいかに余計な加工をせずに伝送・増幅するかが重要なテーマのひとつだったが、デジタル時代は信号処理技術を駆使して、失われたであろうデータの復元に腐心している気がする。

オーディオCDプレーヤーには1990年代初めにはもうついていけませんでした。

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